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6月19日、旧サッカーグラウンドに於いて行われた第32回総合関関戦。試合開始当初は両校ともに土のグラウンドに苦戦し、無得点のまま前半を終える。後半に入り、MF松延(商2)が先制ゴールを決め、13分MF松田(文1)のシュートで2点差に広げた。その後も激しい攻防を繰り広げ、2-0のまま試合は終了。昨年に引き続き勝利を収めた。

春季リーグ戦では納得のいく試合ができずに終わった関学。そして5月末に行われた大学王座プレーオフから約2週間、チームを立て直し、本来の調子を取り戻して臨んだ関関戦だった。

今年は土のグラウンドで行われ、両チームが試合開始直後からグラウンドに苦しめられていた。関学は前線へボールを運ぶもののサークル内に入ることができず、対する関大も同様に攻め切れず、一進一退の展開が続く。また今季初めてのDFメンバーの構成もあり、連携が安定せず関大が攻め込んでくる場面もあったがGK・三上(経4)が前に出て得点を許さなかった。前半は0-0のまま終わり
、後半へ。
後半になるとグラウンドにも慣れてきてボール回しがよくなった。前半とは違い、関学の流れで試合は進む。坂田(社4)が後ろのラインから攻撃の態勢を作り、チームを勢いづける。そして後半5分、ついに試合が動いた。松延(商2)が相手DFを抜きフリーに。そのまま打ち込み先制点を決め、完全に関学ペース。ベンチも応援も盛り上がり、関学を後押しする。その後も相手ゴールに襲い掛かり追加点を入れようとし、14分にPCを獲得する。加藤(商2)から走りこんできた坂田に、そして松田(文1)へパスが回る。松田がゴール正面からシュートを入れ、ゴールネットを揺らす。しかし目標は4得点。さらなる追加点を狙い果敢に打ち込むが、パスがつながらない。試合終盤には関学がPCを決めきれず試合終了。結果2-0と勝利した。
春季リーグはチームとして機能しない試合が続いて、決勝トーナメントに進むことができず、選手たちは悔しさを滲ませていた。上半期締めの試合として関関戦に臨み、最高の試合で前期を終えることができた。チームの雰囲気、連携など格段に上がっていたのだ。チームが「生まれ変わった」と宮林監督も語る。これからの関学に期待が掛かる。

試合後のコメント

主将・坂田剛敏(社4)「関関戦は特別。関大に勝つのは当然っていうプレッシャーがあったから、勝てたのはうれしい」